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ワン・バンコクに行く前に知っておくこと

ワン・バンコクの開いている時間、MRTルンピニ駅からの入り方、BTSからの無料シャトル、駐車料金と無料になる買い物額、パレード地下の三越デパチカや無線局跡の展示まで、公式情報だけで整理しました。ほかの大型モールとドンキの場所も併せて載せています。

この記事の要点

  • ワン・バンコクは建物がひとつ建っているのではなく、商業ゾーン・ホテル・オフィス・住居・公園・展示施設が同じ敷地に並ぶ区画です。商業ゾーンのParadeとThe Storeysは毎日10時から22時です。
  • MRTルンピニ駅の1番出口から地下通路がそのままB1階につながり、地上に出ずに入れます。BTSからはプルンチット駅2番出口を出て、マハトゥンプラザ前から出る無料のEVシャトルで、15分間隔です。
  • 無線局跡の展示The Wireless Houseは入場無料ですが、商業ゾーンより2時間早い20時に閉まります。見るつもりなら、買い物より先にこちらへ行ってください。
  • 駐車は最初の2時間が無料で、そのあとは買った金額で無料の枠が伸びます。500バーツ以上で4時間、2,000バーツ以上で6時間、5,000バーツ以上で8時間までです。
  • 日本の食材を買うなら、Parade地下1階の三越の売り場です。ドン・キホーテの公式店舗一覧に、ワン・バンコクの店はありません。

場所

ワン・バンコク

วัน แบงค็อก / One Bangkok

One Bangkok, Wireless Road, Lumphini, Patumwan, Bangkok 10330 Thailand

MRTルンピニ駅1番出口から地下通路でB1階へ直結。BTSからはプルンチット駅2番出口を出てマハトゥンプラザ前の無料EVシャトル(15分間隔)

地図は Google が配信しています。表示すると Google へ接続し、IP アドレスとブラウザ情報が渡ります(プライバシーポリシー)。

Google マップで開く(緯度 13.7270987 / 経度 100.5467662)

ワン・バンコク(One Bangkok)は、バンコク中心部のワイヤレス通りとラマ4世通りが交わる一角にできた大きな区画です。買い物の建物がひとつ建っているのではなく、商業ゾーン・ホテル・オフィス・住居・公園・展示施設が同じ敷地に並んでいます。ふつうのモールのつもりで着くと、どこから入ればいいのか、どの名前がどの建物なのかが分からなくなりがちです。このページでは、開いている時間・行き方・中にあるものを、運営者と各施設が自分で出している情報だけで整理します。どの店が良いかという評価は扱いません。

ワン・バンコクはどういう場所か

公式サイトの住所表記は「One Bangkok, Wireless Road, Lumphini, Patumwan, Bangkok 10330 Thailand」です。事業主体は TCC Assets (Thailand) Company Limited と Frasers Property Limited で、公式サイトは「敷地のほぼ半分を緑地とオープンスペースにあてている」と説明しています。買い物や食事の目的地としてだけでなく、歩いて抜ける公園としても作られている場所だと考えると、案内表示の読み方が分かりやすくなります。

迷わないために覚えておきたいのは、区画の名前です。待ち合わせも道案内も、これが言えるかどうかで手間が変わります。

  • Parade(パレード) — 商業ゾーンのひとつ。公式サイトは「A World of Choice Without Limits」と説明しています。地下1階に日本の食の売り場が入ります。
  • The Storeys(ザ・ストーリーズ) — もうひとつの商業ゾーン。公式サイトの説明は「Tell Your Own Story at The Storeys」。
  • Post 1928 — 公式サイトが「Go Beyond Luxury」と説明する区画です。
  • The Wireless House — 敷地の地中から出てきた無線局跡を保存・展示する施設。The Storeys の G階にあります。
  • Art Loop — 屋外の彫刻をつないだ順路。公式サイトは「a vibrant route spanning over 2 kilometres」と書いています。

開いている時間

2026-08-31に各施設の公式ページで確認した時間です。改定されることがあるので、遠くから行く日は当日に見直してください。

場所公式表示日本語にすると
Parade(商業ゾーン)Everyday 10.00 - 22.00 hrs.毎日 10時〜22時
The Storeys(商業ゾーン)Everyday 10.00 - 22.00 hrs.毎日 10時〜22時
The Wireless House(展示)Daily 10.00 - 20.00 hrs.毎日 10時〜20時

The Wireless House は公式サイトに「Open to the public free of charge.」とあり、入場は無料です。ただし商業ゾーンより2時間早く閉まります。展示も見るつもりなら、先に The Wireless House へ行って、あとから買い物と食事に回すほうが取りこぼしがありません。なお、館内の個々の店は独自に営業時間を決めていることがあります。目当ての店があるなら、その店のページで別に確かめてください。

行き方

MRTなら雨に濡れずに入れる

公式サイトの案内は「Exit at Lumphini Station (Exit 1). Take the direct underground walkway leading straight to Level B1, connecting seamlessly into the Parade and The Storeys zones.」です。MRTのルンピニ駅1番出口から地下通路がそのままB1階につながっていて、地上に出ずに Parade と The Storeys に入れます。雨季の夕方や、日中の暑い時間帯に行くなら、これがいちばん楽な入り方です。

BTSからは無料のシャトルバスに乗る

ワン・バンコクにBTSの駅は直結していません。公式サイトはBTS利用者に、プルンチット駅2番出口を出て、マハトゥンプラザ(Mahatun Plaza)の前から出る無料のEVシャトルバスに乗るよう案内しています。運行間隔は15分。運行時間は公式表記で「Monday–Friday (07.00 – 22.00) | Saturdays, Sundays, and Public Holidays (09.00 – 23.00)」、つまり月曜から金曜が7時〜22時、土日と祝日が9時〜23時です。

そのほかのBTS路線から来る場合について、公式サイトは「アソークかサラデーンでMRTに乗り換えてルンピニで降りるのが最も直接的」と書いています。スクンビット方面からならアソーク、シーロム方面からならサラデーンで乗り換える、と覚えておくと迷いません。

バスは正面に停まる

公式サイトは、ワン・バンコクの正面に停車する路線として 13・17・22・50・62・76・149・205(3-51)・514・2-2B・A3 を挙げています。このうちA3はドンムアン空港からの直行路線だと公式サイトが明記しています。空港から市内へ入る日の途中で寄る、という組み立てができます。

車と高速道路

公式サイトによると、出入口はワイヤレス通り側とラマ4世通り側に合わせて6か所あり、チャルーンマハナコン高速道路(Chalerm Mahanakhon Expressway)に直結しています。渋滞する時間帯に地上の道だけで向かうと入口にたどり着くまでが長いので、高速から直接入れることは覚えておく価値があります。

駐車料金と、いくら買えば無料になるか

公式サイトが出している料金です。最初の2時間は買い物をしなくても無料で、そこから先は買った金額に応じて無料の枠が伸びる仕組みです。

区分条件公式表示の料金
自動車最初の2時間無料
自動車3時間目〜6時間目1時間あたり30バーツ
自動車7時間目以降1時間あたり60バーツ
自動車500バーツ以上の買い物4時間まで無料
自動車2,000バーツ以上の買い物6時間まで無料
自動車5,000バーツ以上の買い物8時間まで無料
バイク最初の2時間無料
バイクそれ以降1時間あたり20バーツ
バイク500/2,000/5,000バーツ以上の買い物それぞれ4/6/8時間まで無料

食事だけで2時間を超えることは珍しくありません。車で行くなら、駐車券を出す窓口がどこにあるかを最初に確かめておくと、帰りに探し回らずに済みます。

中にあるもの

日本の食は地下1階にまとまっている

Parade の地下1階に、三越(Mitsukoshi)が「デパチカ」の考え方で作ったスーパーマーケット兼フードホールが入っています。公式リリースの表現は「a one-of-a-kind 'Depachika' concept supermarket and food hall」で、面積は「over 4,600 square meters」。生鮮・精肉・鮮魚を「exclusive farmer networks」と日本の生産者から仕入れると書かれており、日本のブランド、洋菓子店、カフェ、レストランが並ぶ構成です。

日本の食材を買う目的で行くなら、まず地下1階に降りる。これだけ決めておけば、広い敷地を端から歩かずに済みます。

無線局の跡がそのまま展示になっている

The Wireless House は、公式サイトが「Thailand's first radiotelegraph station」と説明するサラデーン無線電信局の保存事業です。局の運用が始まったのは1914年。ワン・バンコクの工事中に、局舎の基礎、高さ60メートルのマスト、地中に埋もれた生活用品が見つかり、失われていた建物を復元したうえで常設展示にしたと書かれています。ワイヤレス通り(ウィッタユ通り)という道の名前そのものが、この無線局に由来します。

公式サイトは、展示がウィッタユとラマ4世一帯の歴史も扱うとしています。入場は無料、開いているのは毎日10時から20時まで、場所は The Storeys のG階です。買い物に興味のない同行者がいる日でも、ここだけは時間を取る価値があります。

屋外の彫刻は2キロの順路になっている

公式サイトによると、敷地内には Anish Kapoor と Tony Cragg の恒久設置の彫刻があり、2キロメートルを超える「Art Loop」という順路に沿って置かれています。公式サイトはこの収蔵作品について「free for everyone to enjoy」と書いており、見るのにお金はかかりません。屋内の展示室と屋外の空間の両方を使うとも説明されています。歩くこと自体を目的にできる場所だ、という点がふつうのモールとの一番の違いです。

ほかの大きなモールとどこが違うか

バンコクで「モールに行く」と言うとき、行き先は主に鉄道の駅とセットで語られます。公式サイトで確かめられた範囲で並べると、次のようになります。

場所公式が出している時間最寄りの鉄道
ワン・バンコク毎日 10時〜22時(商業ゾーン)MRTルンピニ駅1番出口から地下直結
アイコンサイアム毎日 10時〜22時ゴールドラインのチャルンナコーン駅/サートーン船着場から船
サイアムパラゴンOpen Daily 10 AM — 10 PM公式サイトに駅名の記載なし
エムスフィア公式サイトに記載を確認できず公式サイトは「スクンビット」とだけ記載

閉まる時間はどこも22時前後でそろっています。差が出るのは、行き方と、駐車が無料になる金額です。

アイコンサイアムの公式サイトは、住所を「299 Charoen Nakhon Soi 5 , Charoen Nakhon Road, Khlong Ton Sai Sub District, Khlong San District, Bangkok 10600」とし、行き方としてゴールドラインのチャルンナコーン駅、サートーン船着場からの船、チャオプラヤー・エクスプレスボート(オレンジ旗)を挙げています。駐車は最初の2時間が無料で、500バーツ以上で4時間、1,000バーツ以上で6時間、2,000バーツ以上で8時間まで無料になります。ワン・バンコクは同じ8時間の枠に5,000バーツが必要なので、車で長く滞在する前提なら条件はかなり違います。

サイアムパラゴンは公式サイトで「Open Daily 10 AM — 10 PM」と表示し、館内に「SEA LIFE Bangkok Ocean World」があると紹介しています。公式の説明では「One of Southeast Asia's largest aquariums, spanning 10,000 m² and features 30,000 marine creatures」で、屋内遊戯施設の MELAND(5,000平方メートル)も入っています。子ども連れで雨の日をまるごと過ごす、という使い方ができるのはこちらです。

エムスフィアは公式サイトがフロアの役割を出しており、3階が IKEA、5階から5M階が Em Wonder、地下1階と地下2階が駐車場という構成です。同じ建物に「UOB LIVE」という「A world-class arena with over 6,000 seats」と説明される会場があり、公演の前後に食事をする場所として使われます。

どの店に入るかまで決めたいときは、店ごとの評価を集めたバンコクの店の口コミと評価のほうが役に立ちます。この記事は「どこに何があるか」までを扱います。

モールの中にある日本のスーパー

日本の食材を買える場所としてよく名前が挙がるドン・キホーテ(DON DON DONKI)は、タイでは多くがモールの中に入っています。タイ法人の公式サイトが出している店舗一覧から、所在と営業時間を書き出すと次のとおりです。

店舗入っている場所公式表示の営業時間
Thonglorスクンビット63(エカマイ)24時間
MBK CenterMBKセンター 2階24時間
Thaniya Plazaタニヤプラザ 1・2階24時間
Seacon Bangkaeシーコンバンケー 1階9時〜24時
Seacon Squareシーコンスクエア B1〜B2階9時〜21時
Central Westgateセントラル・ウエストゲート OG階10時〜22時
Fashion Islandファッションアイランド 3階10時〜21時
J-PARK Srirachaチョンブリー県シラチャのJパーク8時〜23時

気をつけたいのは2点です。ひとつは、営業時間が店によってまったく違うこと。24時間営業の店がある一方で、21時に閉まる店もあります。もうひとつは、J-PARK シラチャだけがバンコクではなくチョンブリー県にあることです。

そして、公式の店舗一覧にワン・バンコクの店はありません。ワン・バンコクで日本の食材を買うなら、行き先は Parade 地下1階の三越の売り場になります。店舗は増えることがあるので、行く前に公式サイトの一覧で最新の並びを確認してください。

行く前に確かめておきたいこと

  • 時間は施設ごとに違う — 商業ゾーンは22時まで、展示は20時までです。順番を間違えると展示だけ見られません。
  • 入口を先に決める — MRTルンピニ駅1番出口から地下でB1に入るのか、BTSプルンチット駅からシャトルに乗るのかで、着く場所が変わります。
  • シャトルの終わり時刻 — 月曜から金曜は22時、土日祝は23時までです。商業ゾーンが閉まる時刻とほぼ同じなので、帰りをシャトルに頼るなら余裕を持ってください。
  • 駐車の無料枠は買った金額で決まる — 2時間を超えて滞在する予定なら、レシートをまとめておきます。
  • 料金と時間は変わる — このページの数字は公式サイトの表示です。改定されることがあるので、金額が効いてくる日は各公式サイトで見直してください。

同じ日に組み合わせられる場所

ワン・バンコクは屋根と冷房のある場所なので、暑い時間や雨の時間をここで使い、前後に屋外の予定を入れると1日が組み立てやすくなります。

屋外で過ごしたい日は、郊外の屋外レストランをまとめたチョコレートヴィル、行く前に知っておくことが参考になります。夜に試合を観るならバンコクでムエタイを観る、習うで曜日ごとの興行と開場時刻を確かめてください。バンコク中心部でよく名前が出る「エラワン」については、廟・滝・博物館の3つがあって混同されやすいので、タイのエラワン、廟と滝と博物館の見分け方で切り分けてから出かけると間違えません。

ほかの行き先はおでかけの記事一覧にまとめています。

出典

このページの内容は 2026-08-31 に確認しました。料金・制度・営業情報は変わることがあります。