ZYRO

スコアの算出方法

何をどう数えているか、何を除外しているか、そして何が言えないかを書いています。

言えること・言えないこと

「Google より正確」とは言えません

正しさを測るための答え合わせのデータを、私たちは持っていません。 人の目で1件ずつ確かめる作業は恒久的に停止しており、具体性の採点も要約も 同じ提供元の言語モデルで行っているため、両者が一致しても それは共通の癖を含みます。

Google の表示平均と、採用したレビューの単純平均を並べています。どちらが真の評価に近いかは言えません。

点の作り方

ザイロ評価点は、採用したレビューの単純平均ではありません

ザイロ評価点は、採用したレビューの単純平均ではありません。①口コミが★5に大きく偏って集まる分布を補正するため、★ごとに重みを付けて平均します。②件数が平常月の1.3倍以上に増え、かつ★5の割合がその店の平均を上回る月は、平均的な月と同じ件数として数えます。③採用件数と観測期間が短い店ほど、同じジャンルの平均へ近づけます(観測24ヶ月以上で満額)。

  1. ★ごとの重み。★1を 3.0/★2を 2.0/★3を 1.2/★4を 1.0/★5を 0.7 として 平均します。口コミは★5に大きく偏って集まるので、その偏りを戻すためです。
  2. 月ごとの上限。ある月の件数が平常月の 1.3 倍以上に増え、かつその月の★5の割合がその店の平均を上回るとき、 その月は平均的な月と同じ件数として数えます。 開店時や販促の時期に★5が集中した分を、そのまま平均へ入れないためです。件数が増えただけの月は減らしません(口コミの数は自然にばらつくので、 件数だけを見ると評価の低い月まで減らしてしまい、かえって点が上がります)。
  3. 件数と期間による補正。採用件数が少ない店と、口コミが集まっている 期間が短い店ほど、同じジャンルの平均へ近づけます。 期間は観測 24 ヶ月以上で満額になり、それより短いほど強く寄ります。 長く続けて口コミが集まっている店は、自分の値のまま残ります。

★1の口コミが★5より正しい、あるいは中身がある、という意味ではありません。★1に重みを置いているのは、口コミが★5に偏って集まるという集まり方の偏りを補正するためです。 当サイトの調べでは、★1が採用されやすいことの大半は 「不満のほうが長く書かれる」ことで説明できました。

重みの値と補正の強さは運営者が決めた運用上の設定で、 データから導いた結論ではありません。設定は公開しており、 変えたときは変更履歴に差分の件数を出します。

Google の表示平均と並べているのは、採用したレビューの単純平均です。ザイロ評価点は重み付けと補正を含むため、同じ物差しではありません。

採用の条件

どのレビューを評価に使ったか

次の3つをすべて満たしたものだけを使っています。

  • 本文がある
  • 本文に具体的な情報が含まれる(サービスの種類より踏み込んだ記述がある)
  • 投稿者の総レビュー数が 6 件以上。ただし★1のみ 3 件以上

★1のレビューだけ、投稿者の履歴の足切りを緩めています(★1は投稿履歴3件以上、それ以外は6件以上)。

この非対称は、★1の比率を押し上げます。測ったところ、足切り後に★1比率が上がる分のうち約3分の1はこの設計の帰結で、 残りは「不満のほうが具体的に長く書かれやすい」ことで説明できます。「★1のほうが中身がある」とは言えません。

写真の有無は判定に使っていません。別の調査で、謝礼で書かれた疑いのある レビューのほうが写真率が高かったためです。

除外の内訳

216,493 件のうち、評価に使ったのは 74,283

飲食・マッサージの 610 店舗で数えた実測です。 美容医療の 123 店舗は下に分けて出しています (発見の経路が違うため、同じ表に混ぜると条件の効き方が読めません)。 店舗ページに出ている内訳は、この条件をその店舗のレビューに当てたものです。

落ちた理由件数割合
評価に採用74,28334.3%
本文が無い60,29027.8%
一般論に終始する(具体性が足りない)54,25025.1%
投稿者の投稿実績が乏しい27,46912.7%
投稿者の履歴を取得できなかった2000.1%
具体性を採点できなかった10.0%
合計216,493100.0%

美容医療 123 店舗 — 68,229 件のうち、 評価に使ったのは 12,506

落ちた理由件数割合
一般論に終始する(具体性が足りない)27,01639.6%
投稿者の投稿実績が乏しい18,66627.4%
評価に採用12,50618.3%
本文が無い9,87214.5%
投稿者の履歴を取得できなかった1690.2%
合計68,229100.0%

採用の条件はどのジャンルでも同じ数値です(具体性 0.5 以上、 投稿履歴 6 件以上、★1 は 3 件以上)。 ただし具体性の採点基準はジャンルごとに用意した観点表を使っているため、 ジャンルをまたいだ採用率の比較には向きません。

採用しなかった分の中身

★によって、落ち方が違います

採用しなかった 197,933 件を、★と落ちた理由で分けたものです (口コミを取得した 733 店舗ぶん。掲載している店舗に加えて、 順位を付けなかった店舗も含みます)。★5 は「本文はあるが具体的でない」が最も多く、★4・★3 は「本文が無い」が 大半です。

件数本文が無い本文はあるが具体的でない投稿者の投稿実績が少ない投稿者の投稿実績が分からない具体性を採点できなかった
5172,65031.6%43.2%25.0%0.2%0.0%
416,15466.1%25.5%8.3%0.1%0.0%
34,54069.9%22.4%7.6%0.1%0.0%
21,41044.0%23.9%31.7%0.4%0.1%
13,17935.1%35.4%29.1%0.5%0.0%

行ごとに 100% になります(その★の中で、どの理由で落ちたかの割合)。 件数は採用しなかった分だけで、採用した 86,789 件は この表に入っていません。

この表は落ち方の違いを示すもので、レビューの真偽を示すものではありません。見ているのは本文の量・具体性の採点・投稿者の投稿実績の3つだけです。 実際に利用した人の短い感想も、この条件では落ちます。

順位

順位を出しています。ただし近い順位の差は読めません

隣り合う店舗の点差は測定誤差より小さいことが多く、 同じジャンル内で隣り合う 489 組のうち、 95%区間が重ならないのは 1 組、 点差が誤差(1.96×√(SE²+SE²))を超えるのは 2 組でした。1位と2位を分けて語ることはできません。だから順位の隣にかならず点・採用件数・留保を並べています。

前者(95%区間が重ならない)は厳しい基準で、 重なっていても差が無いとは言えません。 「差が読めるか」の判定には後者の基準(点差が誤差を超えるか)を使っています。 採用レビューが全て同じ★で、ばらつきを見積もれない店舗を含む12 組は、この数え方から外しています。

順位はバンコク全域のジャンルごとに1回だけ付けています。 エリアのページで振り直してはいないので、同じ店舗はどのページでも同じ順位です。エリアで絞った一覧も、全域の順位の高い順に並べています。

順位を付けていない店舗

順位を付けていない店舗があります

掲載している9ジャンルで見つけた 793 店舗のうち、295 店舗には順位を付けていません。理由は2つあります。

  • レビューを1件も取得できていない41 店舗)。 判定を試みてすらいません
  • 採用できるレビューが 20 件に満たない210 店舗)

どちらもページを作っていません。件数は各ページに出しています。なお探索した店舗は全部で 4,874 件あり、 そのうち 4,081 件は ページを作っていないジャンル(タイ料理・スパなど)です。

採用レビューが全て同じ★だった店舗では、ばらつきを見積もれないため 95%区間を表示せず、その旨を書いています。期間を分けた比較と段の区切りでも、この店舗のばらつきは使いません。

用語

店舗ページに出る言葉

採用
上の条件(本文に具体的な情報がある・投稿実績がある)を通ったレビューです。 評価点はこれだけで計算しています。
救済
★1のレビューだけ、投稿履歴の条件を 3 件以上に 緩めています(他の★は 6 件以上)。 この緩めた条件で入った★1を「救済」と呼んでいます。不満の声を落としすぎないための設計で、その分★1の割合は上がります。
真ん中の店
同じジャンルで掲載している店舗を★1の割合で並べたときの、中央にあたる値です。 実在する特定の店舗ではありません。
誤差の幅(95%区間)
同じ店をもう一度測り直したらどれくらい振れるかの目安です。2つの幅が重なっている間は差を判定しません 区間の幅は店どうしで比べないでください。件数が少ないほど広くなるとは限らず、同ジャンルで件数が違う4組に1組は逆になります。区間の端が 5.00(または 1.00)で止まっているのは、★の上限・下限に当たったためです。そこで精度が上がったわけではありません。
点と、この店のレビューの平均のずれ
点は同ジャンルの平均へ寄せて作っています。だから この店のレビューの加重平均が95%区間の外に出ることがあります (区間を出している店のうち 14.55%)。 区間は「もう一度測ったら点がどこに振れるか」の幅で、平均へ寄せた量は入っていません。 寄せた割合は各店のページに出しています。

★1の割合を真ん中の店とくらべる判定は、9ジャンル合計 498 店舗を一度に見ています。 この判定より緩い数え方(採用したレビューだけを見る形)で試すと、 差が1つも無い場合でも件数のばらつきだけで平均 11.3 店舗に判定が付きました (同じジャンル内の★1率が全部同じと仮定して 400 回試した実測)。3つの条件をそろえるこの判定ではそれより少なくなりますが、その数は測っていません。

また店舗ごとに見ている期間の長さが違います。取得は新しい順なので、 取り切れていない店舗では古いレビューが欠けています (掲載 498 店舗のうち 204 店舗)。共通の期間で数え直した判定ではありません。1店舗の判定だけを理由に決めないでください。

エリア

エリアは駅から半径1.2kmの円です

行政区ではありません。各駅を中心とする半径1.2kmの円で、1店舗が複数のエリアに出ることがあります(境界はあいまいなので、どちらからも見えるようにしています)。 そのため各エリアの件数を足すと総数を超えます。

この円は現地で使われる通りやソイの区切りをそのまま再現するものではありません。 各ページの冒頭に、その円の定義を書いています。

留保

この結果が言えないこと

「実体験だと確認した」わけではない

確認しているのは「本文に具体的な情報が含まれる」「投稿者に一定の投稿実績がある」 の2点だけで、そこから推定しています。

「Google より正しい」とは言えていない

答え合わせのデータが存在しないため、精度を測る手段がありません。

順位は識別できていない

隣り合う店舗の差は、多くの場合が測定誤差の中に収まります。

育てたアカウントは素通りする

投稿実績を積んだアカウントによるレビューは、この足切りでは落ちません。

善良な一見客も落ちる

初めてレビューを書いた人の正直な感想も、投稿実績の条件で落ちます。 これは意図した割り切りです。

ある期間に取ったものです

レビューは 2026-08-10〜2026-08-17 に取得したものです。推移は出していません。この期間に分けて取っているため、店舗ごとの取得日は出せません。

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