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日本からタイまで、飛行機で何時間かかるか

日本からバンコクへの直行便は、飛んでいる時間がおよそ6時間です。直行便のある日本の空港、時差2時間をふまえた時刻表の読み方、乗り継ぎ便との差、着いてから市内に出るまでにかかる時間を、タイ国政府観光庁と空港会社の公式情報だけで整理しました。

この記事の要点

  • 直行便なら飛んでいる時間は約6時間です。家を出てから宿に入るまでは、これに空港での時間と市内までの移動が乗ります。
  • 時刻表の出発と到着を引き算しても飛行時間になりません。日本のほうが2時間進んでいるので、日本発なら見た目の差に2時間を足します。
  • 直行便が出ている日本の空港は、成田・羽田・関西・中部・福岡・新千歳・仙台・那覇の8つです。着くのはスワンナプームかドンムアンに分かれます。
  • 着く空港で市内までの時間が変わります。スワンナプームは鉄道で終点のパヤタイまで約30分、ドンムアンは車で約45分から1時間です。
  • 国際線は出発の2時間以上前に空港へ、というのが成田国際空港の案内です。飛行時間だけで初日の夜の予定を組むと間に合いません。

場所

スワンナプーム国際空港

ท่าอากาศยานสุวรรณภูมิ / Suvarnabhumi Airport

Racha Thewa, Bang Phli District, Samut Prakan 10540, Thailand

エアポート・レール・リンク(地下1階)で終点のパヤタイ駅まで約30分、運賃45バーツ。運行5:30〜24:00

地図は Google が配信しています。表示すると Google へ接続し、IP アドレスとブラウザ情報が渡ります(プライバシーポリシー)。

Google マップで開く(緯度 13.6818767 / 経度 100.7485803)

ドンムアン国際空港

ท่าอากาศยานดอนเมือง / Don Mueang International Airport

市内からは車で約45分〜1時間。空港バスA1〜A4(BTSモーチット駅・戦勝記念塔・カオサン通り方面、30または50バーツ)

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Google マップで開く(緯度 13.9122207 / 経度 100.6035314)

旅程を組むときに最初に知りたいのは、たいてい「何時間かかるのか」です。答えを先に書くと、日本からタイへの直行便は、飛んでいる時間が約6時間です。ただし、家を出てからバンコクの宿に入るまでとなると、これに空港での時間と市内までの移動が乗ります。このページでは、飛行時間そのものと、その前後にかかる時間を分けて整理します。

直行便なら、飛んでいる時間は約6時間

タイ国政府観光庁は、日本とタイを結ぶ直行便について「所要時間は約6時間前後」と書いています。同庁の基礎知識のページでも、日本からスワンナプーム国際空港までは「所要時間約6時間」とされています。関西国際空港からチェンマイ国際空港への直行便も、同じく約6時間です。

約6時間というのは、日本のどの空港から出るかにあまり左右されない、おおまかな目安として示された数字です。実際の便ごとの時間は時刻表に出ているので、後の見出しでその読み方を書きます。

直行便が出ている日本の空港

タイ国政府観光庁は、直行便のある日本の空港として次の8つを挙げています。行き先はバンコクの2つの空港(スワンナプーム国際空港とドンムアン国際空港)に分かれます。2026-09-01 に同庁のページで確かめた内容です。

日本側の空港着く空港運航している会社
成田国際空港スワンナプーム/ドンムアンタイ国際航空、日本航空、全日本空輸、ジップエア、ベトジェットタイランド/タイ・エアアジアX
羽田空港スワンナプームタイ国際航空、日本航空、全日本空輸
関西国際空港スワンナプーム/ドンムアンタイ国際航空、日本航空、Peach、ベトジェットタイランド/タイ・エアアジアX
中部国際空港スワンナプーム/ドンムアンタイ国際航空/タイ・エアアジアX
福岡空港スワンナプーム/ドンムアンタイ国際航空、ベトジェットタイランド/タイ・エアアジア
新千歳空港スワンナプーム/ドンムアンタイ国際航空/タイ・エアアジアX
仙台空港ドンムアンタイ・エアアジアX
那覇空港ドンムアンタイ・エアアジア

このほか、関西国際空港からチェンマイ国際空港への直行便もあります。ただし同庁のページには、運航情報がいつ時点のものかという注記と、一部の路線について運休や再開の予定が添えられています。便数と運休は変わるものなので、予約の前にかならず各航空会社の公式サイトで確かめてください。

時刻表の時刻を、そのまま引き算しない

時刻表の出発時刻と到着時刻は、どちらもその土地の時刻で書かれています。日本とタイには時差があるので、引き算しただけでは飛行時間になりません。

タイ国政府観光庁は「日本とタイの時差はマイナス2時間で、タイで午前8時のとき日本は午前10時です」と説明しています。進んでいるのは日本のほうです。ANAの案内にも「日本との時差は-2時間」「サマータイムはない」とあり、季節で時差が動くことはありません。つまり計算はこうなります。

  • 日本発・タイ行き… 到着時刻 - 出発時刻 + 2時間
  • タイ発・日本行き… 到着時刻 - 出発時刻 - 2時間

計算の例をひとつ。日本を10時30分に出発し、タイに15時00分着と書かれていれば、見た目の差は4時間30分ですが、これに2時間を足した6時間30分が飛んでいる時間です。逆に、タイを22時00分に出て日本に翌6時00分着なら、見た目の差8時間から2時間を引いた6時間になります。日付をまたぐ深夜便では、到着日が翌日になっている点も見落としがちです。

行きと帰りで所要時間がそろわないことがある

飛行時間は距離だけで決まりません。上空の風の影響を受けるためです。気象庁の予報用語集は、対流圏は平均的に偏西風の領域であること、そしてジェット気流を「圏界面付近で風速が最大になり、中緯度帯に沿ってほぼ地球を一周する」強風帯だと説明しています。北半球には緯度30度付近の亜熱帯ジェット気流と、その北側の寒帯前線ジェット気流があるとも書かれています。

この風は季節や日によって強さも位置も変わります。そのため、同じ路線でも便や時期によって時刻表上の所要時間がそろわないことがあります。何分違うかを一律に言うことはできないので、自分が予約する便の時刻表で確かめるのが確実です。

飛行時間のほかに、どれくらい足せばよいか

「日本からタイまで何時間」を旅程に落とすときは、飛行時間の前後に次の時間が加わります。

  • 空港に着いてから出発まで … 成田国際空港は国際線について「出発の2時間以上前には到着」と案内しています。到着の目安は航空会社のチェックイン開始時刻によって変わるとも書かれているので、利用する会社の案内も見ておきます。
  • ターミナルの確認 … 同じ空港でもターミナルが分かれます。たとえば成田国際空港の案内では、タイ国際航空は第1ターミナルの南ウイング4階です。ターミナルを間違えると移動でまとまった時間を失います。
  • 着いてからの入国手続きと荷物の受け取り … 便の集中する時間帯かどうかで大きく変わるため、時間を決め打ちできません。余裕を持たせておく部分です。
  • 空港からバンコク市内まで … 次の見出しで空港ごとに書きます。

飛行機に乗っている6時間だけで予定を組むと、初日の夜の約束にまず間に合いません。空港での前後を合わせて考えてください。

着く空港が2つあり、市内までの時間も違う

バンコクには国際空港が2つあります。どちらに着くかは便によって違い、市内までの行き方も時間も変わります。

スワンナプーム国際空港

バンコク中心部から東南へ約25キロメートル、サムットプラカーン県にあります。市内へは高速鉄道のエアポート・レール・リンク(ARL)が通っていて、空港の地下1階にある駅から終点のパヤタイ駅まで約30分です。運行は10分から15分ごとで、パヤタイまでの運賃は45バーツと案内されています。タクシーの場合、市内までの目安は約250から400バーツで、これに高速道路を使ったときの通行料と、空港使用料50バーツが加わります。1階の乗り場で発券機から整理券を取り、同じ番号のレーンのタクシーに乗る仕組みです。

ドンムアン国際空港

バンコク中心部から北へ約20キロメートルの場所にあります。タイ国政府観光庁の案内では、市内からは車で約45分から1時間です。タクシーは市内まで約300バーツが目安で、こちらも高速道路の通行料と空港使用料が別に必要です。BTSモーチット駅や戦勝記念塔、カオサン通り方面へ向かう空港バス(A1からA4)もあり、運賃は30バーツまたは50バーツと案内されています。

どちらの空港に着くかは、会社ではなく便ごとに確かめるのが確実です。タイ国政府観光庁自身も、乗り継ぎ便を含めて「ご利用の便がどちらの空港に到着するか事前にご確認ください」と書いています。

乗り継ぎ便にすると、どれくらい延びるか

直行便のほかに、アジアの主要都市で乗り継いでタイへ入る行き方があります。タイ国政府観光庁は、乗り継ぎ便を運航している主な会社として、香港、ソウル、クアラルンプール、シンガポール、台北や高雄、ハノイやホーチミンを経由する各社を挙げています。

乗り継ぎ便は、2つの区間の飛行時間に経由地での待ち時間が加わります。待ち時間は便の組み合わせによって大きく違い、数時間で済むものもあれば、半日近く空くものもあります。合計が何時間になるかは予約画面に出る所要時間で確かめてください。直行便との差は運賃の差と裏表なので、費用と時間のどちらを取るかという選び方になります。

6時間の機内で気をつけること

6時間はけっして短くありません。厚生労働省検疫所は、窮屈な座席で長時間同じ姿勢のままでいると血の流れが悪くなり、血管の中に血のかたまりができることがあると説明しています(深部静脈血栓症)。それが肺の血管に詰まると、胸の痛みや呼吸の苦しさが出る肺塞栓症になり、重いと命に関わります。エコノミークラス症候群と呼ばれますが、ビジネスクラスやファーストクラスでも起きるとも書かれています。対策として挙げられているのは、水分をしっかり取ること、アルコールは脱水を招くのでほどほどにすること、こまめに体を動かすことです。

時差ぼけについては、同じ資料に「東へ向かう場合(1日が短くなります)の方が、ヨーロッパなど西へ向かう場合よりも強くなります」とあります。日本からタイへ向かう便は西向き、タイから日本へ戻る便は東向きです。時差そのものは2時間ですが、深夜発の便で眠れないまま朝に着くと、体感はもっと重くなります。時差の考え方は日本とタイの時差の記事にまとめています。

出発前に自分で確かめること

  • その便がどちらの空港に着くか。スワンナプームとドンムアンでは市内までの行き方も時間も違います。
  • 出発と到着の時刻、そして到着日。深夜便は日付をまたぎます。時差2時間を足し引きして、飛行時間と現地に着く時刻を自分で出しておきます。
  • 空港に着く時刻。国際線は出発の2時間以上前が目安です。ターミナルもあわせて確認します。
  • 到着カードの登録。タイに入る前にオンラインでの登録が必要です。ANAの案内では、到着の72時間前から登録できるとされています。手順は到着カードの記事に分けて書いています。
  • 機内と現地の服装。機内は冷えます。着いてからの服装はタイで着るものの記事を、充電まわりはコンセントと電圧の記事を見てください。

ほかの準備は旅の準備の記事一覧にまとめています。運航路線や便数、料金は変わるものなので、最後は各航空会社と空港の公式サイトで確かめてください。

出典

このページの内容は 2026-09-01 に確認しました。料金・制度・営業情報は変わることがあります。