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バンコクで円をバーツに両替する

バンコクの両替を、公式サイトで確かめられることだけで説明します。スーパーリッチという名前の会社が2つあること、店の場所と営業時間、手数料の有無、必要な身分証、カオサン周辺と24時間営業の実際まで。数字は確認日時点の公式表示です。

この記事の要点

  • 両替に手数料はかからないと緑のスーパーリッチは公式に書いていますが、費用がゼロではありません。実際の費用は買値と売値の差にあり、確認日の表示では1万円を替えてその場で戻すと10バーツ目減りしました。
  • 「スーパーリッチ」は1つの会社ではありません。緑のロゴの会社(公式一覧に25店)と、社名に1965が入る会社(38店)の2つです。本社はどちらもラチャダムリ通りにあります。
  • カオサン通りには、2社の公式店舗一覧に載っている店がありません。王宮からカオサンの一帯で住所と営業時間を公表しているのは1965の3店で、いずれも毎日9:00〜18:00です。
  • 24時間開いている両替所は市内にありません。2社の一覧でいちばん遅い閉店は20:30です。スワンナプーム空港のカシコン銀行のカウンターは、手数料無料で24時間使えると案内されています。
  • 窓口ではパスポートが要り、硬貨は替えられません。同じ会社でも支店で数字が違い、確認日の1万円札の買値は本社が0.2065、MBKセンター店が0.2055で、10万円あたり100バーツの差でした。

場所

ラチャダムリ通り ソイ1・ソイ2(スーパーリッチ2社の本社が並ぶ一帯)

ซอยราชดำริ 2, ถนนราชดำริ / Soi Ratchadamri 1 and 2, Ratchadamri Road, Lumpini, Pathumwan

Ratchadamri Road (Soi 1 / Soi 2), Lumpini, Pathumwan, Bangkok 10330

地図は Google が配信しています。表示すると Google へ接続し、IP アドレスとブラウザ情報が渡ります(プライバシーポリシー)。

Google マップで開く(緯度 13.7481032 / 経度 100.5412973)

バンコクの両替でつまずくのは、レートの読み方より先に「その情報がどこまで確かめられるものか」が分からない点です。このページに書いた数字は、すべてページ末尾に記した確認日に、運営会社・タイ中央銀行・空港運営会社の公式サイトで直接見たものです。逆に、公式に確かめられなかったことは書いていません。レートも営業時間も変わりますので、出かける前にリンク先で確かめてください。

カオサン通りで両替するとき、何を見ればよいか

先に事実からお伝えします。確認日時点で、日本人によく名前を知られている「スーパーリッチ」2社の公式店舗一覧に、カオサン通りの店はありません。緑のロゴの会社が公式に載せているのは25店、社名に1965が入る会社が載せているのは38店で、そのどちらにもカオサン店は含まれていませんでした。

カオサン通りに並ぶ小さな両替所は、たいてい自社の公式サイトを持ちません。つまり、行く前にレートも営業時間も確かめようがない、ということです。かわりに手がかりになるのが免許です。タイ中央銀行は、外貨の購入・売却・交換・送金は財務大臣から外国為替の免許を受けた者を通して行うものとし、その例として外国為替免許を持つ商業銀行・認可両替商(authorized money changer)・認可送金業者を挙げています。認可両替商については「外貨紙幣の売買にかかわる業務を行うことを認められた銀行以外の会社」と説明されています。看板の大きさではなく、免許を受けた事業者かどうかが線引きです。

王宮からカオサンにかけての一帯で、住所と営業時間を公式に公表している窓口としては、確認日時点の一覧に次の3つが載っています。いずれも SuperRich 1965 のものです。

  • MRTサナームチャイ駅店(1番出口。公式はミュージアム・サイアム、王宮、ワット・プラケオ、ワットポーの近くと案内)毎日9:00〜18:00
  • オールドサイアムプラザ1階(ミンムアン・ゾーン、トリペット通り、プラナコーン区)毎日9:00〜18:00
  • ステーションワン・ヤワラート1階(チャルンクルン通り、ポムプラープサットゥルーパイ区)毎日9:00〜18:00

3店とも18時に閉まります。夕方にカオサンへ着く行程なら、着いてから探すより、途中で寄れる時間帯に済ませておくほうが、事前に中身を確かめられる窓口を使えます。

スーパーリッチという名前の会社は2つあります

検索がいちばん混乱するのがここです。「スーパーリッチ」は1つの会社ではありません。別々の会社が2つあり、どちらもバンコクに多数の店を持っています。

項目緑のロゴの会社1965の会社
公式サイトの社名表記Super Rich (Thailand) Co., Ltd.スーパーリッチ カレンシー エクスチェンジ (1965) 有限会社
公式サイトsuperrichthailand.comsuperrich1965.com(店舗案内は superrich.co.th にもあります)
本社45 Rajdamri 1 Rajdamri Rd. Lumpini Patumwan Bangkok 10330(ラチャダムリ通りのソイ1)67-69 Ratchadamri Rd. (Soi 2), Lumpini, Patumwan, Bangkok 10330(ラチャダムリ通りのソイ2、セントラルワールドの向かい)
電話+66 (0) 2254 444402-057-8888/02-057-8899
公式一覧に載る店の数25店38店

「緑」という呼び名には根拠があります。superrichthailand.com のフッターには「Privacy Policy (Superrich Green Group)」というリンクが置かれていて、この会社がグリーン・グループであることが公式に示されています。もう一方は社名そのものに1965が入ります。本社はどちらもラチャダムリ通りで、緑がソイ1、1965がソイ2です。日本語の記事で「スーパーリッチ」とだけ書かれていると、どちらの話なのか判別できないことがあります。

扱う通貨の数も公式に出ています。緑の会社は本社について「41通貨の売買」と書き、その内訳(USD、GBP、EUR、AUD、JPY、SGD、CNY、KRW ほか)も掲載しています。同じ会社でも支店によって扱いは違い、多くのモール内店舗は「主要通貨の買い取りと13通貨の売却」と書かれ、それ以外の通貨は前日までに電話で申し込むよう案内されています。

スーパーリッチの店はバンコクのどこにあるか

以下は確認日時点で、それぞれの公式サイトに載っていた全店です。店名は公式サイトの表記をそのまま使っています。フロアや目印まで書かれているのは、モールの中では窓口が見つけにくいからです。

Super Rich (Thailand)(緑)の25店

店(公式表記)営業時間
Headquarter Rajdamri 1月〜金 9:00〜18:00/土・祝 9:30〜17:00/日曜休み
Vibhavadi 22月〜金 10:00〜17:00/土・祝 10:00〜16:00/日曜休み
The Mall Thaphra 3rd floor (Opp. Tisco Bank)毎日 11:00〜20:00
Central Rama 2 G floor (Opp. Cafe Amazon)毎日 11:00〜20:00
Gaysorn Centre 2nd floor (Chitlom BTS Skywalk)毎日 11:00〜20:00
The Platinum Fashion Mall 1st floor (Parking Lot Entrance)毎日 10:00〜19:00
MBK Center 3rd floor (National Stadium BTS Skywalk)毎日 11:00〜20:00
Central World 1st floor (Opp. near Super matcha)毎日 11:00〜20:00
Central Ramindra 3rd floor (Opp. Amazon)毎日 11:00〜20:00
Central Ladprao, 2nd Floor, Banking Zone, near Aeon毎日 11:00〜20:00
Central Westgate, 3rd Floor, Banking Zone, opposite GSB Bank毎日 11:00〜20:00
Central Rama 3, 4th Floor, Oppsite Bangkok Bank毎日 11:00〜20:00
Paradise Park, 2nd Floor, Banking Zone毎日 11:00〜20:00
Central Westville, 1st Floor (Zone Semi Outdoor)毎日 11:00〜20:00
Mahanakhon Cube G floor (Opp. Mahanakhon Eatery)毎日 11:00〜20:00
The Mall Bangkapi 2nd Floor (Opp. Kasikorn Bank)毎日 11:00〜20:00
Fashion Island B Floor, nearby Island Academy (Opp. Krungsri Bank)毎日 11:00〜20:00
Terminal 21 Rama 3 LG Floor nearby Tops Supermarket (Caribbean Village Zone)毎日 11:00〜20:00
Terminal 21 Asok G Floor毎日 11:00〜20:00
Central Chidlom G Floor (Nearby Tops Food Hall)毎日 11:00〜20:00
Central Pinklao, 4th Floor, Banking Zone毎日 11:00〜20:00
Happitat, 3rd Floor, Bloominas Building毎日 11:00〜20:00
Central Pattaya 1st Floor (Nearby Hilton Hotel Lobby)毎日 11:00〜20:00
Central Chonburi, 1st Floor, Banking Zone, opposite Krungthai Bank毎日 11:00〜20:00
Central Si Racha, 2nd Floor, Central Si Racha Opposite TTB Bank毎日 11:00〜20:00

最後の3店はパタヤ、チョンブリ、シラチャで、バンコク都内ではありません。バンコクで観光の動線に乗せやすいのは、サイアム周辺のMBKセンター3階(BTSナショナルスタジアム駅のスカイウォーク直結)、ゲイソーン2階(BTSチットロム駅のスカイウォーク直結)、セントラルワールド1階、スクンビットのターミナル21アソークG階あたりです。

SuperRich 1965 の38店

店(公式表記)営業時間
Headquarter Rajdamri 2毎日 9:00〜20:00
Vibhawadi 22月〜金 9:00〜17:00/土日休み
Central wOrld, 3rd Floor毎日 10:30〜20:30
Silom Plaza月〜土 9:00〜20:00/日 9:00〜18:00
Baan Silom, Silom Soi 19月〜土 9:00〜20:00/日 11:00〜20:00
ICONSIAM, 5th floor毎日 10:30〜20:30
ICS, 2nd Floor毎日 11:00〜20:00
Riverside Plaza, 2nd Floor毎日 11:00〜20:00
The Old Siam Plaza, 1st floor毎日 9:00〜18:00
Station One Yaowarat 1st floor毎日 9:00〜18:00
MBK Center 2nd floor毎日 10:30〜20:30
MBK Skywalk10:30〜20:30
The EmSphere Shopping Center, G Floor毎日 10:30〜20:30
EMSPHERE ชั้น 2(エムスフィア2階)毎日 10:00〜19:00
Big c Ratchadamri 2nd floor毎日 10:30〜20:30
SuperRich Big C Place Ratchada毎日 10:30〜20:30
Seacon Square Srinakarin 1st floor毎日 10:30〜20:30
Seacon Bangkae 3rd毎日 10:30〜20:30
Bangkok Hospital 1st floor毎日 9:00〜18:00
Samitivej Sukhumvit Hospital毎日 9:00〜18:00
The Mall Lifestyle Store Ngamwongwan, 5th Floor毎日 10:30〜20:30
The Mall Lifestyle Store Bangkapi, 2nd Floor毎日 10:30〜20:30
The Mall Lifestyle Store Bang Khae, 2nd Floor毎日 10:30〜20:30
Central Ladprao毎日 10:30〜20:30
Central Embassy毎日 10:30〜20:30
Central Festival Eastville毎日 10:30〜20:30
Central Bangna毎日 10:30〜20:30
Central Pinklao毎日 10:30〜20:30
Dusit Central Park毎日 10:30〜20:30
ONE BANGKOK11:00〜20:00
MRT Sukhumvit毎日 10:00〜20:00
MRT Rama9毎日 10:00〜20:00
MRT Chatuchak毎日 10:00〜19:00
MRT Kamphaeng Phet金〜日 10:00〜19:00/月〜木休み
MRT Sanam Chai毎日 9:00〜18:00
Imperial World Samrong Branch毎日 10:30〜19:30
Airport Link Phaya Thai毎日 10:00〜20:00
Airport Link Suvarnabhumi5:00〜12:00(下の注記をご覧ください)

エアポートリンク・スワンナプーム駅店だけは注意が要ります。公式の英語表記が「Open: Daily 5.00 am - 12.00 pm.」で、閉店が正午なのか深夜0時なのかを公式ページから読み取れませんでした。夜の便でこの店を当てにする予定なら、事前に電話(095-568-9009)で確かめてください。

営業時間は何時から何時までか

2社の一覧をまとめると、確認日時点のバンコクの窓口はおおむね次のようになっています。

  • 市内で朝いちばん早いのは9:00です(下で触れる空港駅の店を除きます)。1965の本社(ラチャダムリ・ソイ2)、シーロムプラザ店、バーンシーロム店、オールドサイアムプラザ店、ステーションワン・ヤワラート店、MRTサナームチャイ駅店、病院内の2店が9:00に開きます。緑の本社も平日は9:00です。
  • モール内の窓口は開くのが遅く、緑は11:00、1965は10:30が中心です。午前中に空港から市内へ入る行程だと、モールの窓口はまだ開いていません。
  • いちばん遅い閉店は20:30です。1965のセントラルワールド3階、アイコンサイアム5階、MBKセンター2階、エムスフィアG階、セントラル各店などがこの時間まで開いています。緑は20:00がいちばん遅い時間です。
  • 本社と一部の店には休みがあります。緑の本社は日曜休み、緑のヴィバーワディー22店も日曜休み、1965のヴィバーワディー22店は土日休み、1965のMRTカムペーンペット駅店は月曜から木曜が休みです。

タイの祝日には臨時休業もあります。緑の会社は公式サイトのニュース欄で、祝日に休む日を事前に告知しています。旅程が祝日にかかるときは、そちらも見ておくと確実です。

両替に手数料はかかるか

緑の会社の公式のよくある質問には、「手数料はかかりますか」という問いに対して「手数料は一切いただきません(No commissions or fees charged.)」と書かれています。空港のカシコン銀行の両替カウンターについても、スワンナプーム空港の公式施設案内が「手数料無料」と説明しています。

ただし、手数料がゼロであることと、費用がゼロであることは違います。両替の実質的な費用は、買値と売値の差に含まれています。確認日に緑の本社の表示で見ると、こうなっていました。

通貨・紙幣買値(外貨→バーツ)売値(バーツ→外貨)往復の差
日本円 1万円・5千円札0.206500.207501万円あたり10バーツ(約0.5%)
米ドル 100ドル札33.0533.10100ドルあたり5バーツ(約0.15%)

1万円札を持ち込むと2,065バーツになり、それをその場で1万円に戻すと2,075バーツかかります。差の10バーツが実質の費用です。手数料という名目のお金は取られませんが、この差は必ず生じます。

レートはどこで確かめるか

買値と売値のどちらを見るか

両替所の掲示板には数字が2列あります。緑の公式サイトはこの2つをはっきり定義していて、「Buying Rate(買値)=外貨からタイバーツへ」「Selling Rate(売値)=タイバーツから外貨へ」です。日本円を持ち込んでバーツを受け取る人が見るのは、買値のほうです。

同じ会社でも支店で数字が違います

これは知っておくと差が出ます。SuperRich 1965 の公式レート表は支店を指定して表示する形になっていて、同じ日でも支店によって数字が違います。確認日の1万円札の買値は次のとおりでした。

支店1万円札の買値10万円を替えたときの受取額
本社(ラチャダムリ・ソイ2)0.206520,650バーツ
アイコンサイアム店0.206020,600バーツ
セントラルワールド3階店0.206020,600バーツ
MBKセンター Zone B 店0.205520,550バーツ

本社とMBKセンター店で、10万円あたり100バーツの差です。金額が小さければ気にする差ではありませんが、まとまった額を替えるなら、公式サイトで支店を指定して数字を見てから出かける値打ちがあります。緑の公式レート表も同じように支店名を指定する形になっていて、更新ボタンが付いています。数字は日中も動きます。

紙幣の額面でも数字が変わります

同じ通貨でも、持ち込む紙幣の額面で買値が変わります。確認日の緑の本社の表示では、米ドルはこうでした。

紙幣買値
100ドル札33.05
50ドル札33.05
20〜10ドル札32.99
5ドル札32.94
1ドル札32.79

100ドル札と1ドル札で0.26バーツの開きがあります。日本円は確認日時点で、1万円・5千円札と2千円・千円札のどちらも0.20650で同じでした。小さい札を集めて持っていくと不利になる通貨がある、ということです。

両替のやり方と、持っていくもの

緑の会社の公式のよくある質問から、窓口で必要になるものを引きます。

  • 身分証。「外貨を売買するときに必要な書類は何ですか」という問いへの答えは「有効期限内のIDカードまたはパスポート」です。旅行者はパスポートを持っていきます。
  • 紙幣。「硬貨で両替できますか」への答えは「硬貨の両替はできません」です。手元に残った小銭は替えられません。
  • 金額の上限。1回・1パスポート・1日あたりの上限を尋ねた項目には、「タイバーツから外貨への両替は最大800,000バーツ」と書かれています。これはバーツを外貨に替える方向の上限です。

混む時間を避けたいときのために、事前の申し込みも用意されています。緑の会社は公式のよくある質問で「予約はコールセンター +66 (0) 2254 4444 へご連絡ください」と案内しています。加えて「Prompt Rich」という受け取り予約のしくみがあり、公式ページによると、LINE公式アカウント @SuperrichTH を追加し、名前・通貨・金額・受け取りたい支店を伝え、LINEで支払いを済ませてから支店で受け取る、という流れです。書類は、予約のときに身分証の写し、受け取りのときに身分証の原本が必要と書かれています。ただしこの案内はタイ語のページで、書かれているのはタイの国民IDカードです。外国人がパスポートで同じように使えるかまでは公式ページから読み取れませんので、使う前にコールセンターかLINEで確かめてください。

クレジットカードは使えるか

ここは正直に書きます。緑の会社の公式のよくある質問に、両替の支払い手段としてクレジットカードが使えるかどうかの記載はありません。書かれているのは、必要な身分証、硬貨は扱わないこと、手数料を取らないこと、バーツから外貨への上限が800,000バーツであること、そして予約の連絡先です。予約サービスのPrompt Richについては、支払いはLINE経由と書かれています。

したがって「両替所でクレジットカードが使えるか」は、確認日時点で公式には確かめられませんでした。カードでの支払いを前提に計画を立てず、窓口かコールセンターで先に確かめてください。

24時間開いている両替所はあるか

市内にはありません。確認日時点で、2社の公式一覧に24時間営業の店は1つも載っていませんでした。上で見たとおり、いちばん遅い閉店でも20:30です。

スクンビット周辺で24時間の窓口を探している方が多いのですが、公式表示はこうです。ターミナル21アソークG階(緑)が毎日11:00〜20:00、エムスフィアG階(1965)が毎日10:30〜20:30、エムスフィア2階(1965)が毎日10:00〜19:00、MRTスクンビット駅構内(1965)が毎日10:00〜20:00。いずれも夜には閉まります。

24時間開いているのは空港です。スワンナプーム空港の公式施設案内は、カシコン銀行の両替カウンターについて「28通貨以上を手数料無料で両替でき、24時間利用できる」と説明しています。空港が置いている自動両替機も24時間動いていて、設置場所はメインターミナル4階(出発、7・8・9番出入口付近)と3階(出発)と案内されています。深夜や早朝に着く行程なら、空港でその日に使う分だけ替え、残りは翌日に市内で替える、という順番になります。

タニヤスピリットという店名について

「タニヤスピリット」と「スーパーリッチ」を並べて検索する方がいます。この2つは別のもので、前者はスーパーリッチ2社のどちらかの店名ではありません。ただし確認日時点で、この店名の運営者が自社の公式サイトで所在地や営業時間を公表しているのを確かめられませんでした。公式に裏の取れない営業情報はこのページには書きません。

同じシーロム・タニヤ周辺で、住所と営業時間を公式に公表しているのは SuperRich 1965 の2店です。シーロムプラザ店(491/5-7 Silom Plaza Building, Silom Rd., Bangrak。公式の目印は「クルンタイ銀行シーロム支店の近く」)が月〜土9:00〜20:00・日9:00〜18:00、バーンシーロム店(シーロム・ソイ19のバーンシーロム・ライフスタイルアーケード1階、スターバックスの近く)が月〜土9:00〜20:00・日11:00〜20:00です。

持ち込める金額と、持ち出せる金額

両替そのものとは別に、国境をまたぐ現金には決まりがあります。タイ中央銀行の外国為替規制のページに、そのまま書かれています。

  • 外貨紙幣とタイバーツ紙幣は、金額の上限なくタイへ持ち込めます。
  • 外貨紙幣を持ち出せるのは、認可を受けた銀行または両替商から購入した金額までです。
  • タイバーツ紙幣は、タイと国境を接する国・ベトナム・中国(雲南省のみ)へは200万バーツまで、それ以外の国へは50,000バーツまで持ち出せます。
  • 45万バーツを超えるバーツ紙幣、または15,000米ドル相当を超える外貨紙幣を持ち込む・持ち出すときは、入国時・出国時に税関申告が必要です。

日本からの旅行でふつうに問題になる金額ではありませんが、帰りに余ったバーツを日本へ持ち帰る場合の上限が50,000バーツである点は覚えておくとよいでしょう。

結局いくら替えればよいか

替える額を決めるには、現地で何にいくらかかるかが分かっている必要があります。屋台の食事、コンビニ、タクシー、モールの買い物では金額の桁が違いますので、タイの物価の記事で目安を確かめてから決めてください。バーツはカードが使えない場面で効いてきます。屋台、市場、小さな店、乗り合いの交通が現金の出番です。逆に、大きなモールや日本のものが買える店ではカードが使えることが多く、現金を多めに替える理由は薄くなります。

そして、替えすぎないことです。帰国時にバーツを円へ戻すと、上で見た買値と売値の差の分だけ目減りします。足りなくなったら市内の窓口で足す、という考え方のほうが、結果として損が小さくなります。

出典

このページの内容は 2026-08-31 に確認しました。料金・制度・営業情報は変わることがあります。