ZYRO

バンコクで日本のものを買う(ドンキ・紀伊國屋)

バンコクで日本の食品・日用品・本を買える場所を、ドンドンドンキ8店と紀伊國屋書店3店の所在地と営業時間、日系スーパー、支払いと値段の見かた、旅行者の税金の払い戻しまで、運営会社と行政の公式情報だけで整理しました。

この記事の要点

  • ドンドンドンキはタイに8店、紀伊國屋書店はバンコクに3店あります。毎日の食材をそろえるなら、フジスーパー5店がスクンビットのソイ24・33/1・39・49に集まっています。
  • 24時間開いているドンキは、トンロー店、ターニヤ・プラザ店(シーロム)、MBKセンター店の3店です。ファッションアイランド店とシーコンスクエア店は21:00に閉まります。
  • 紀伊國屋書店の3店(セントラルワールド、エムクォーティエ、サイアムパラゴン)は、いずれも毎日10:00〜22:00です。海外店は日本語の本だけの店ではなく、マンガや文具・雑貨も扱うと運営会社は説明しています。
  • 旅行者の付加価値税の還付は、表示のある店で2,000バーツ以上買い、60日以内に持ち出すのが条件です。受け取れるのは飛行機で出る場合だけで、窓口は国際空港10か所に限られます。
  • 値札にかかる付加価値税は7%です。日本から輸入した商品は輸送や現地の税・流通が乗るので、日本で買うのと同じ金額になるとは限りません。

バンコクでは、日本の食品も日用品も本も、わざわざ日本から持ち込まなくてもかなりの範囲が手に入ります。ただし「どこへ行けば何があるか」は店の種類でまるで違い、思っていた売り場に置いていないことがよくあります。このページは、ドン・キホーテ(ドンドンドンキ)と紀伊國屋書店を軸に、日本の食材が買える日系スーパー、支払いと値段の見かた、旅行者の税金の払い戻しまでを、運営会社と行政の公式情報だけで整理した「知るための」記事です。どの店が良いかという評価は扱いません。

日本のものが買える場所は大きく3種類

  • 日本の商品を集めた大型店 — ドンドンドンキ。食品から日用品までを1か所で扱い、深夜も開いている店があります。旅行中でも住んでいても使えます。
  • 日系スーパー — フジスーパー。生鮮・調味料・惣菜が中心で、毎日の食事をつくる人向けの品ぞろえです。
  • 書店 — 紀伊國屋書店。本のほかに文具と雑貨も扱います。

このほかにも日本発の専門チェーンはバンコクに入っていますが、店舗の入れ替わりが早い分野です。個々のチェーンの現在の店舗は、それぞれの公式サイトで確認してください。

「日本の食材をまとめて買いたい」のか「本や文具がほしい」のかで行き先が変わります。以下、種類ごとに公式情報で確認できる範囲を並べます。

ドンキはタイに8店あります

ドン・キホーテを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)の公式サイトにある店舗網の集計では、タイのグループ店舗数は8店です(同社サイトの表示は2026年8月10日現在)。DON DON DONKI タイ公式サイトの店舗情報ページにも、2026年8月31日時点で8店が掲載されています。両者の数は一致しています。

店名場所(公式表示の住所より)営業時間
DON DON DONKI Thonglorバンコク ワッタナー区 ソイ・スクンビット63(エカマイ)10724時間
DON DON DONKI Thaniya Plazaバンコク バンラック区 シーロム通り ターニヤ・プラザ 1〜2階24時間
DON DON DONKI MBK Centerバンコク パトゥムワン区 パヤタイ通り MBKセンター2階24時間
DON DON DONKI Seacon Bangkaeバンコク パーシーチャルーン区 ペッカセーム通り シーコン・バンケー1階9:00〜24:00
DON DON DONKI Seacon Squareバンコク プラウェート区 シーナカリン通り シーコンスクエア B1〜B2階9:00〜21:00
DON DON DONKI Fashion Islandバンコク カンナヤーオ区 ラムイントラ通り ファッションアイランド3階10:00〜21:00
DON DON DONKI Central Westgateノンタブリー県バンヤイ郡 カンチャナピセーク通り セントラル・ウエストゲート OG階10:00〜22:00
DON DON DONKI J-PARK Srirachaチョンブリー県シーラーチャー郡 Jパーク8:00〜23:00

8店のうち6店がバンコク都内、1店が隣のノンタブリー県、1店が日本人の多いシーラーチャー(チョンブリー県)です。店舗の入れ替わりはあり、公式サイトの店舗情報ページには過去に閉店の告知も出ています。出かける前に公式ページを見直してください。

夜中でも開いている店と、早く閉まる店

公式表示で24時間営業となっているのは、トンロー店、ターニヤ・プラザ店(シーロム)、MBKセンター店の3店です。シーコン・バンケー店は24:00まで開いています。一方でファッションアイランド店とシーコンスクエア店は21:00に閉まるので、「ドンキだから遅くまで開いている」と決めつけて向かうと空振りになります。到着が夜になるなら、上の表の営業時間を先に確かめてください。

「ドンキホーテ」と「ドンドンドンキ」は何が違うのか

タイで見かける店名は「DON DON DONKI(ドン ドン ドンキ)」です。PPIHの公式説明では、これは「“ジャパンブランド・スペシャリティストア”をコンセプトとした東南アジア仕様の新業態」とされ、「店内ほぼすべての商品をメイドインジャパンもしくは日本市場向けの商品でラインナップ」していると書かれています。日本の店舗と同じ看板ではなく、海外向けにつくられた別の業態だということです。運営はタイ法人の DONKI (Thailand) Co., Ltd. で、公式のグループ企業ページによると本社はパトゥムワン区の MBK タワー17階に置かれています。

店まで行かずに買う方法

DON DON DONKI タイ公式サイトのオンラインショッピングのページでは、Shopee(公式ショップ名 dondondonkith)とGrabMartの2つが案内されています。取り扱いのある商品や配達できる範囲は各プラットフォーム側の表示によります。生鮮品を含む注文は店舗と条件が異なることがあるので、注文画面で確認してください。

紀伊國屋書店はバンコクに3店あります

紀伊國屋書店のコーポレートサイトにある海外店舗一覧では、タイ紀伊國屋書店(KINOKUNIYA BOOK STORES OF (Thailand) CO., LTD.)の店舗として次の3店が挙がっています。営業時間は、紀伊國屋書店の公式サポートサイトの案内で3店とも「毎日10:00〜22:00」と示されています。

店名場所電話営業時間
バンコク店セントラルワールド6階(ラーチャダムリ通り、パトゥムワン区)+66-2-056-470010:00〜22:00
エムクォーティエ店エムクォーティエ3階(スクンビット通り689、ワッタナー区)+66-2-003-650710:00〜22:00
サイアムパラゴン店サイアムパラゴン3階(ラマ1世通り991、パトゥムワン区)+66-2-610-950010:00〜22:00

本以外に何が置いてあるか

紀伊國屋書店の公式サイトの海外事業の説明には、海外店について「現在10ヶ国で40店ほどの海外店を営業しております」とあり、扱うものとして「マンガやアニメをはじめとした日本のビジュアルコンテンツや日本の高品質な文具や雑貨」が挙げられています。同じページでは、シンガポールの本店について「売上の85%近くは英語の書籍が占めております」とも書かれており、海外店は日本語の本だけの店ではありません。日本語の本や特定のタイトルを目当てにするなら、行く前に公式のウェブストア(BOOKS KINOKUNIYA Thailand)で在庫を調べるのが確実です。

日本の食材は日系スーパーでも買えます

毎日の料理に使う調味料・生鮮・惣菜がほしいときは、日系スーパーのほうが探しやすいことがあります。UFM フジスーパーは公式サイトの店舗一覧で5店を掲載しています。いずれもスクンビット通りの日本人が多い一帯にあります。

店舗場所最寄り駅からの目安(公式表示)売場面積
1号店(1985年12月)スクンビット・ソイ33/1BTSプロンポン駅から徒歩約5分900平方メートル
2号店(1996年5月)スクンビット・ソイ39 シティリゾート39ビル1階新ペッブリー通り側(ソイ38/1)の入口から約200メートル1,400平方メートル
3号店・エクスプレス(2008年4月)スクンビット・ソイ39 アネックス 181/9 1階BTSプロンポン駅から徒歩約15分300平方メートル
4号店(2010年11月)スクンビット・ソイ49 39番地 1階BTSトンロー駅から徒歩約15分500平方メートル
5号店(2023年2月)スクンビット・ソイ24 89/8 ステイブリッジ B階BTSプロンポン駅から徒歩約15分480平方メートル

公式サイトには営業時間として「08:00 - 22:00」が表示されています。売り場の区分は乾物・加工食品、衛生用品、野菜、鮮魚、精肉、果物、菓子、調味料・冷凍食品、家庭用品、惣菜と公式サイトに並んでおり、日本の食卓に必要なものがひととおり分かれています。店ごとに面積が大きく違うため、小さい店では扱いのない品目があります。

3つの店をどう使い分けるか

ここまでに出てきた3種類の店は、公式情報から読み取れる性格がはっきり違います。買うものが決まっているなら、行き先も自然に決まります。

店の種類公式情報から読み取れる中身営業時間の幅立地
ドンドンドンキ店内のほぼすべてが日本製または日本市場向けの商品と運営会社が説明する大型店。食品も日用品も1か所で見られます24時間の店から21:00閉店の店まで幅がある都心の商業施設と郊外のショッピングモールの両方
日系スーパー(フジスーパー)乾物・加工食品、野菜、鮮魚、精肉、果物、菓子、調味料・冷凍食品、家庭用品、惣菜と、公式サイトが部門ごとに分けて掲げる食品中心の品ぞろえ公式サイトの表示は8:00〜22:00スクンビット通りのソイ24・33/1・39・49に集中
紀伊國屋書店本のほか、マンガやアニメ関連、日本の文具・雑貨。海外店では英語の本の比重も大きいと運営会社が説明3店とも10:00〜22:00セントラルワールド、サイアムパラゴン、エムクォーティエの大型商業施設内

「今夜のうちに何か買っておきたい」ならドンドンドンキの24時間営業の店、「明日の食事をつくる材料」なら日系スーパー、「読むものや文具」なら書店、という分かれ方になります。

日本関連の店が集まっている一帯

ここまでに挙げた店の公式住所を並べると、日本に関係する店は市内の2つの一帯に偏っていることが分かります。

  • シーロム通り(バンラック区) — ドンドンドンキのターニヤ・プラザ店が、シーロム通りのターニヤ・プラザ1〜2階に入っています。この店は24時間営業です。
  • スクンビット通りのプロンポン〜トンロー(ワッタナー区) — フジスーパー5店はすべてスクンビットのソイ24・33/1・39・49にあり、紀伊國屋書店エムクォーティエ店はスクンビット通り689、ドンドンドンキのトンロー店はソイ・スクンビット63です。

もう一方の中心部(パトゥムワン区)には、紀伊國屋書店のバンコク店(セントラルワールド)とサイアムパラゴン店、ドンドンドンキのMBKセンター店があり、こちらは大型商業施設のなかに入っています。「日本の食材を買う」ならスクンビット側、「本や文具を見る」なら中心部、というのが公式情報から読み取れる大まかな分かれ方です。

値段と支払いのこと

タイの付加価値税(VAT)の税率は、タイ歳入局の公式の説明で「Currently, the rate is 7 percent.(現在の税率は7%)」と示されています。日本の消費税にあたるもので、小売店の値札は税込で出ているのがふつうです。値札はバーツ表示なので、日本円の感覚に置き換えるには今のレートを知っておく必要があります。両替の考え方はバンコクで両替するに、タイでの物の値段の目安はタイの物価(値段の感覚をつかむ)にまとめています。

日本から輸入した商品は、同じ品でも日本の店頭価格とは違う値段が付きます。輸送や現地の税・流通が価格に乗るためで、日本で買うのと同じ金額になるとは限りません。「日本より安いはず」「高いはず」と決め打ちせず、必要なものだけ現地の値札を見て判断するのが現実的です。

旅行者は買い物の税金が戻ることがあります

タイ歳入局の VAT Refund for Tourists の公式FAQによると、手続きは大きく3段階です。

  1. 買うとき — 「VAT Refund for Tourists」の表示がある店で2,000バーツ以上を購入し、P.P.10 フォーム(または e-P.P.10)とタックスインボイスの原本をもらいます。
  2. 出国日に税関で — 荷物を預ける前に、買った品物・フォーム・インボイス原本を税関に提示して検査印を受けます。公式FAQは「検査は出国日当日に行うもので、前もって済ませることはできない」としています。
  3. 出国審査のあとで — VAT Refund Office にフォームとインボイス原本を出します。

公式FAQで示されている条件のうち、見落としやすいものを挙げます。

  • タイに居住している人、滞在が180日を超える人は対象外です。
  • 購入日から60日以内にタイから持ち出す必要があります。
  • 払い戻しを受けられるのは飛行機での出国だけで、窓口はスワンナプーム、ドンムアン、チェンマイ、プーケット、ハジャイ、ウタパオ、クラビ、サムイ、スラータニー、メーファールアン・チェンライの国際空港10か所です。陸路の国境越えでは受けられません。
  • ホテル代や飲食代などのサービスは対象になりません。タイ滞在中に使ってしまう物も同じです。
  • 1点40,000バーツ以上の宝飾品・時計・スマートフォン・ノートパソコン・ハンドバッグなどは「LUXURY GOODS」として扱われ、税関に加えて VAT Refund Office でもう一度提示する必要があります。手荷物で持つ前提になります。
  • 空港で出しそびれた場合、フォーム類の合計が20,000バーツ未満なら税関手続きが免除され、郵送で請求できるとされています。逆に、税関の印がないまま合計がそれ以上になると、公式FAQは「払い戻しを受けられない」としています。
  • フォームやタックスインボイスの氏名・パスポート番号が買った本人と違うと、公式FAQは「却下される可能性が非常に高い」と説明しています。受け取ったその場で表記を確かめてください。
  • いったんタイの出国審査を通ると、数日で戻る予定でも「1つの旅程が終わった」ものとして扱われます。買ったものは、その旅程の出国日に手続きする必要があります。

条件は細かく、金額や対象は変わることがあります。実際に手続きする前に、タイ歳入局の公式サイトでいまの条件を確かめてください。

店までの行き方

上に挙げた店は、MBKセンター、サイアムパラゴン、セントラルワールド、エムクォーティエのように鉄道の駅に近い商業施設に入っているものと、シーコンスクエアやセントラル・ウエストゲートのように郊外にあるものに分かれます。市内の店なら BTS と MRT で足りることが多く、乗り方はバンコクのBTS・MRTの乗り方と路線図にまとめています。郊外の店へ行くときは、営業終了の時刻と帰りの手段を先に決めておくと安全です。

日本食のレストランを探しているとき

「日本のものを買う」と「日本のものを食べる」は行き先が別です。バンコクには日本食の店が多く、ラーメン、寿司、居酒屋のいずれも選択肢があります。ただし店ごとの評価はこの記事の役目ではないので、実際に食べた人の評価はバンコクの飲食店の口コミと評価を見てください。ジャンル別ではバンコクのラーメン店の口コミと評価バンコクの寿司店の口コミと評価があります。

おみやげを買うなら

日本のものを買いに行く一方で、日本へ持ち帰るものを探すこともあります。タイらしいものを選ぶなら、布製バッグのナラヤのようにタイ発のブランドを見るという手があります。買える場所と値段の考え方はナラヤのバッグをバンコクで買うにまとめました。買い物とお金に関するほかの記事は買い物とお金の記事一覧にあります。

この記事で確かめたことと、変わりやすいところ

店舗の数・住所・営業時間は、いずれも運営会社の公式サイトで2026-08-31に確認した表示です。税率と払い戻しの条件はタイ歳入局の公式サイトによります。このうち店舗の開店と閉店、営業時間、オンライン配達の取り扱いは変わりやすい情報です。出かける前に、それぞれの公式サイトで現在の表示を見直してください。この記事は店の良し悪しを判定するものではなく、どこに何があるかを知るためのものです。

出典

このページの内容は 2026-08-31 に確認しました。料金・制度・営業情報は変わることがあります。